看護師の転職の壁は勤務中の病院!?円満退職のための「退職理由」とは?

2019年04月23日

看護師のコラム
看護師の転職の壁は勤務中の病院

看護師業界の求人は多く、いつでもさらにいい条件の職場を探すことができます。しかし、人手不足であることはどの病院でも同じなので、転職のために退職するとなれば引き止めにあう確率は非常に高いです。
どのような退職理由を用意しておけば引き止めにあいにくいのか、円満退職につながるのかについて考えてみましょう。

看護師の転職はハードルが高い?低い?

現在人手不足が深刻な問題となっている看護師業界。求人はたくさんあり、年齢による制限もないため転職活動は比較的スムーズと言えるでしょう。

しかし、転職先は豊富にあっても、現在の職場から退職することが大変という問題があります。過度な引き止めにあってなかなか退職できないというケースも少なくはないようです。

退職の際にトラブルを起こさず、後腐れなく退職するためには退職理由が肝心です。注意したい退職理由について、詳しく見ていきましょう。

退職理由は看護師長に正直に伝えるべき?

退職する際は、ほとんどの場合退職理由を問われることになります。
その退職理由によっては引き止められてしまう可能性もありますので、正直に伝えていい内容かどうかを事前に考えておくことは大切です。

病院側の改善に依らないポジティブな理由は引き止めにあいにくい

引き止め合いにくい退職理由

病院側が改善するだけではどうにもならない理由は、引き止めにあいにくくなります。

自身の病気、健康状態、家庭の事情、自分のスキルアップやステップアップのためなどのポジティブな退職理由なら、引き止められる可能性は低くなります。

人間関係や待遇などの感情的な理由は引き止めにあいやすい

人間関係、待遇などの感情的な退職理由は引き止めにあいやすくなります。
病院やスタッフへの不満が理由の場合は、改善を提案されることも。
このような理由で退職を考えている場合は、退職理由を上手にアレンジする必要があります。

例えばスタッフとの関係が原因なら、人間関係の点は伏せてストレスが原因で体調不良が続いているなどの理由がおすすめ。
給与や職務内容が原因なら自身のスキルアップのために転職したいという理由にしてみてはいかがでしょうか。

いずれにしても感情的な理由は隠すようにして、嘘ではない範囲で引き止めを上手にかわせるようなアレンジを考えてみてください。

円満退職できる退職理由2つの条件

円満退職をするにはどんな退職理由が最適なのかを考えてみましょう。

1. 退職理由を理論的に説明する

感情的に退職したいと思っているわけではないということを、理論的にしっかり説明しましょう。退職に対する自分の強い意志をしっかりと伝えることが大切です。

2. すぐにばれる嘘はつかない

退職理由をアレンジすることは大切ですが、すぐにばれるような嘘はつかないようにすることが大切です。

嘘がばれてしまうと転職に影響が出たり、自分が困ることになってしまいます。
引き止めにあいにくい退職理由にする際に多少のフェイクが必要な場合もありますが、嘘をつきすぎてあとから誤解を生んだり、疑われたりすることのないように気をつけましょう。

看護師が退職理由以外に気を付けるべきこと3つ

円満退社を目指す上では、退職理由以外にもさまざまなことを考える必要があります。
退職理由以外で気をつけるべきことをご紹介いたします。

1. 退職することを伝えるタイミングは3ヶ月前が理想的

退職することを伝えるタイミングは、病院の労働規約にもよりますが、社会人の一般的なマナーとして3ヶ月前くらいには伝えておく方がスムーズです。
非常識と思われないためにも前もって計画的に退職の準備を進めましょう。

2. 患者さんの情報を中心にしっかりと引継ぎをする

円満退職には引き継ぎは大切です。
患者さんの情報、後任を誰にするかなど、慎重に考えていきましょう。
引き継ぎ用のノートを作ったりして、親切な引き継ぎを行うようにしてください。

3. 退職できない場合の強硬手段は最終手段として残す

退職理由を伝え、退職を希望する時期を伝えているのにも関わらず退職できない場合は、労働基準法137条に則って強硬手段に出ることもできます。
しかし退職時にゴタゴタになってしまう可能性も高いので、最終手段として残しておくようにしましょう。

また、強行退職した上で同じエリアの病院に転職すると、不利益になる可能性もあります。やはり退職は事前にしっかり準備をして、病院側に十分に納得してもらう必要があります。

まとめ

以上、円満退職のために必要な退職理由や、円満退職のためのポイントについてご紹介いたしました。

まずは看護師長、病院側が納得できる退職理由を考えることが大切です。
やむを得ない事情でない限りは引き止められるケースがほとんどですので、その際にも理論的に引き止めを回避する理由を考えておくようにしましょう。

伝えるタイミングや引き継ぎなどをしっかりとしておけば、円満退職も十分に可能です。転職活動をスムーズにするためにも、円満退職を目指すようにしましょう。