デイサービスの仕事とは?実は勤務時間が規則的で働きやすい職場だった

2019年01月20日

介護コラム
介護職のメリット

転職活動を続ける中で、介護関連も検討対象に入れている方もいることでしょう。

しかし、実際の1日のスケジュールがよくわからず、なかなか踏み切れないこともあるかもしれません。どんな能力があれば適しているのかも不透明では、働く気力が出てこないことも考えられます。

この記事では、デイサービスの仕事内容や働き方、必要な資格、転職するメリットやデメリットについて解説しています。

デイサービス仕事の内容とは?

デイサービスで働く介護スタッフの仕事は、利用者の送迎やトイレ誘導、入浴や食事介助、体操、ゲーム、レクリエーション、機能訓練などのサポート、おむつ交換、利用者帰宅後のミーティングなどがあります。

デイサービスの主な仕事内容

デイサービスは日中に介護サービスを行うことが前提のため、基本的に夜間業務が発生しないのが特徴です。

ただし、入居施設を備えるデイサービスもあり、そこで働く場合は夜勤もあります。

デイサービスで働く1日の流れ

デイサービスの1日のタイムスケジュールは次のようなものです。

タイムスケジュール例
  • 8:00 出勤し、その日の利用者をチェック
  • 9:00 利用者の送迎とバイタルチェック、入浴介助など
  • 10:00~11:00 機能訓練やレクリエーションのサポート
  • 11:30 昼食の準備
  • 12:00 自身の昼食と利用者の食事介助
  • 13:30 ゲームやレクリエーションのサポート
  • 15:00 おやつタイムでの食事介助
  • 15:30 おむつ交換と帰宅準備
  • 16:00 利用者の送迎
  • 17:00 ミーティング後、業務終了

タイムスケジュールやサービス内容は施設によって変わります。

デイサービスで働く上で求められる3つの能力

デイサービスの仕事で必要な能力やスキルはいくつかありますが、特に重要な3つの能力をおさえておきましょう。

【デイサービスで求められる3つの能力】

  • 俊敏かつ的確な対応力
  • コミュニケーション能力
  • 複数の業務をこなせる能力

なぜこれら3つの能力が必要なのか、ひとつずつ解説していきます。

1. 適切な状況判断と臨機応変に対応できる能力

デイサービスを利用するのは高齢者なので、職場では急に利用者の具合が悪くなったり、認知症の人が大声を上げるなど、予期せぬことが起こる場合もあります。

そのためデイサービスで働くスタッフには、適切な状況判断と臨機応変な対応力が求められます。

何が起きても慌てず冷静に対処できる力も必須でしょう。

2. 高齢者の意欲を引き出すコミュニケーション能力

デイサービスの目的は単に利用者の介護をすることだけでなく、利用者の意欲を引き出して前向きに生きてもらうことも含まれます。

デイサービスの仕事には繊細なコミュニケーション能力も求められます。

言葉で会話を交わすことはもちろん、表情や仕草で感情を表現したり、気持ちを伝えたり、コミュニケーションツールが多ければ多いほど活躍できるでしょう。

3. 複数の業務を同時にこなせる能力

前述のように、デイサービスの業務は多岐に渡ります。

朝の送迎にはじまり、トイレ誘導、食事、入浴の介助、おむつ交換、レクリエーションのサポート、業務開始前と後にはミーティングもこなさなければなりません。

そしてこれらの業務を一人で担当するケースも少なくありません。

よってデイサービスで働く人には、複数の業務を同時にこなせる能力が求められます。

働く上で必要な資格はあるのか

デイサービスで働くために絶対に必要な資格というのはありません。

介護職員初任者研修や実務者研修、介護福祉士などの資格を取得すれば、それによってキャリアアップの選択肢が広がることは間違いありません。

しかし、こうした資格がなくてもデイサービスの業務はできます。

資格があると待遇はよくなりますが、無資格・未経験者でも働けるのがデイサービスです。

多くの介護施設では資格がなくても働ける

介護の仕事は特別な資格要件を満たしていなくてもできる業務が多く、介護施設では資格のないスタッフがたくさん勤めています。

例えば、入所者の送迎は車の免許があれば誰にでもできます。

さらには、食事や入浴の介助、レクリエーションのサポートなど介助業務も、スキルさえあれば資格がなくても行えます。

だからこそ、多くの介護施設で資格のない人が働いているのです。

介護職のメリット

デイサービスへ転職する際のメリット

デイサービスへ転職するメリットは、下記5点。

  • 資格が必要ない割に仕事内容が多彩でやりがいを感じやすいこと
  • 一般的には日曜・祝日がお休みになること
  • 夜勤がないこと
  • 勤務体制が一定で生活のリズムが崩れないこと
  • 介護業務の中では比較的体力を使わないで済むこと

また、利用者だけでなく家族の役にも立っているという実感が得られるのも利点でしょう。

デイサービスへ転職する際のデメリット

デイサービスを利用する高齢者の多くは要介護の程度が低いため、通常の介護施設で働く場合に比べ、身体介護のスキルを磨けないことがデメリットです。

介護予防や自立支援を促すサポート技術は身に付きますが、身体介護の技術を上達させるのが難しいことを覚えておくといいでしょう。

また、基本的に日勤で夜勤手当が出ないため、給料が安いのもデメリットです。

まとめ

デイサービスの仕事は、自分で身の回りのことができる要介護程度の低い高齢者に介護サービスを行うことです。

特別な資格は必要ありませんが、臨機応変な対応力やコミュニケーション能力、複数の業務同時にこなす能力が求められます。

働くメリットは、業務が多彩でやりがいを感じられること、日曜・祝日がお休みなこと、資格がなくても働けることです。

給料が安くて身体介護のスキルが身に付きにくいというデメリットですが、メリットの方が大きいので良い職場と言えるでしょう。


このコラムの監修者

株式会社エリメントHRC

キャリアアドバイザー

水野 裕貴(みずの ゆうき)

大学卒業後、外資系保険会社にて法人・個人向けにリスクコンサルティング業務に従事。現在は、人材コンサルタントとして医療系有資格者の方に特化した求人をご紹介。病院・事業会社双方へ約1200名を転職成功に導く。候補者様が、次のステージで輝かしいキャリアを築いて頂く為の面談を行っている。