看護師に人気と不人気の診療科ってあるの?ランキングと仕事内容を解説

2019年01月21日

看護師コラム
悩む看護師

看護師の資格を得た場合、病院で勤務する方が多いのではないでしょうか。

ひとくちに病院といっても、診療科の数は多岐にわたり仕事内容はそれぞれで異なります。

看護師にとって「働きやすい科」や「やりがいのある科」は、どこになるのでしょうか。

今回は、現役の看護師と看護師経験者にふたつのアンケートを実施しました。

1つめのアンケートでは仕事がやりやすい科について、
2つめのアンケートでは仕事がやりにくい科について

それぞれ伺いました。

看護師に人気の診療科ベスト5

どこのの仕事がやりやすい・やりがいがあると感じますか?

1位:小児科

1位になったのは小児科でした。

王道ではありますが、子どもが好きで、元気になっていく姿にやりがいを感じるとの意見が多くみられました。

小児科では、「子どもの治療」「心身のケア」「保護者のサポート」なども業務に含まれます。

従事者が少なく大変なこともありますが、その分大きな達成感も得られるでしょう。

また、小児科の医師には優しい方が多く、仕事がスムーズに行いやすいという声もありました。

2位:内科

2位になったのは内科でした。

内科は診療科目が多く、病院によっては専門分野のみの診療を行うところもあります。

看護師は注射や点滴、診療や検査の助手などを行いますし、患者やその家族とのコミュニケーションを円滑に行うのが大切です。

回答でも、患者と身近に接することで「やりがいを感じやすい」という意見が複数ありました。

3位:整形外科

3番目に人気の科は整形外科でした。

命にかかわる患者が少ないため、精神的に楽だという意見がいくつか見受けられる結果となりました。

整形外科の看護師は、患者のリハビリや介助・注射などを行うほか、患者と共にリハビリを行い、回復していくのをみて達成感を得られるという回答もありました。

4位:リハビリテーション科

医師の指導のもと、患者のリハビリを助けるリハビリテーション科。

整形外科と同様、患者の回復が目にみえてわかりやすい点が人気の理由でした。

5位:産婦人科

産婦人科では、生命の誕生に立ち会えるという大きなやりがいを感じられます。

出産の現場は何度立ち会っても感動するという意見もみられました。

看護師に不人気の診療科ワースト5

どこの科の仕事がやりにくい・やりたくないと感じますか?

1位:精神科

もっともやりにくさを感じる科には、精神科が選ばれました。

精神科の看護師は、患者への配薬やコミュニケーションなどが仕事になります。

ただ、会話がうまくいかない患者も多く、精神的に負担が大きいという意見が多数でした。

その他の診療科とは性質の異なる対応を余儀なくされるため、これまでの経験が生かしにくい側面もあるようです。

回復のようすについても判断しにくく、やりがいを覚えにくいという回答もありました。

2位:外科

2位になったのは外科でした。

外科では急患の対応も多く、精神的に休まらないという意見が多くみられました。

激務のためか人間関係もこじれやすく、仕事環境に問題を感じている方が多いようです。

外科の看護師には、瞬間的な判断力や手際のよさが求められます。

仕事内容の難しさからも、外科の人気が上がらないようです。

3位:小児科

人気の科で1位になった小児科ですが、仕事のやりにくい科にもランクインしました。

多くの方が、保護者の対応が大変と回答しています。

クレームを入れたり注文をつけたりする保護者に対し、ストレスを感じるようです。

また、子どもに注射や点滴をしようとすると怖がって暴れるため、看護師が抑えつけなければいけないことにも、やりにくさがあるようです。

4位:内科

人気の科で2位に入った内科ですが、マイナスの意見も多い形となりました。

患者と直接向き合えるのは魅力なものの、患者数が多く大変という声も・・・。

クレーム対応にストレスを感じるという方もいました。

5位:産婦人科

産婦人科に訪れる妊婦はナーバスになっている方も多く、扱いが大変だという回答がありました。

最近では高級志向の産婦人科も増え、ホテルの従業員のような対応を求められるのにも困惑してしまうようです。

自分の目的や働き方に合わせて仕事を選ぶ

やりがいを感じる部分は人それぞれで、看護師によって向いている職場は異なります。

ご自分はどう働いていきたいかを見極め、目的に合わせた職場を探しましょう。

最近では、病院だけでなく、さまざまな場所で看護師が活躍することが増えてきています。

クリニックの診療科での就業に限界を感じた方は、ほかの仕事先に目を向けてみてもよいかもしれません。

たとえば、子ども好きな方なら保育園や幼稚園での勤務も選択肢に入れてみましょう。

最近では、看護師が在籍している保育園や幼稚園などが増えてきています。

看護師の仕事には夜勤はなく、日中の勤務のみになるのがメリットです。

たいてい、看護師は園にひとりだけになるため、治療の際は単独で適切な判断を行う必要があります。

また、介護施設でも看護師の需要が高まっています。

治療内容は簡単なものが多いものの、高齢者の介護も仕事に含まれます。

勤務先によって条件は異なりますが、ブランクのある方でも受け入れているところが多いようです。

ほかにも、一般企業にて産業看護師として働く方もいます。

仕事内容は社員の治療や心身のケアなどです。

勤務先にもよりますが、たいていは平日の日中のみの就業となります。

残業もほとんどありません。

土日祝休みの家族とライフスタイルを合わせたい方におすすめです。

まとめ

現役の看護師、または看護師経験者にもっとも人気の科は、小児科でした。

子どもの治療にやりがいを感じるほか、職場環境がよいところが多いのも人気の理由です。

一方、もっとも敬遠されているのは精神科でした。

精神科の患者対応は難しく、ストレスを感じる場面が多いようです。

もちろん、やりがいを感じるかどうかは人によって異なります。

精神科の仕事が向いているという看護師もいるでしょう。

現在お勤めの職場が自分に合っていないと悩んだら、一度ご自身のライフプランをみつめなおしてみましょう。

今後のキャリアやライフスタイルのことをみすえ、職場を変えてみるのもひとつの方法です。

現在では、クリニック以外にも看護師の活躍する場は広がっています。

今後どういった働き方をしていきたいか考え、ご自身に合った職場を選択していきましょう。