ママ薬剤師が資格を生かして仕事と育児を両立するためのポイント

2019年01月27日

薬剤師コラム
薬剤師は、女性が活躍しやすい職業

薬剤師は、女性が活躍しやすい職業

日本では子育て中のママが働きに出ることは珍しいことではありません。

しかし、ママが働くにあたって多くの悩みを抱えていることも事実です。

働くからには仕事はもちろん、育児も疎かにするわけにはいきません。

今回は薬剤師の資格を生かして復職し、仕事と育児を両立するためのポイントを解説します。

子育てが一段落して復職するなら薬剤師の資格を生かして働くのがおすすめ

子育てが一段落して再び働きたいと考えたとき、薬剤師の資格を持っているのであれば、薬剤師として復職することをおすすめします。

理由は以下の2点です。

薬剤師の資格を生かせば一般的なパートの倍以上の時給になる

薬剤師は誰もが持てるような資格ではなく、国家資格です。

一般的なパートであれば時給が900〜1,000円程度のところが多いですが、薬剤師のパートともなれば2,000円前後と2倍以上も収入が違います。

育児をしながら働くのには時間に限りがありますので、短い時間でもしっかりと稼ぐには薬剤師という資格を生かすのがベストでしょう。

すきま時間に職場見学をしやすい

子育て中のママが働こうとしている勤務先の下見をすることは大切です。

求人の条件のみで復職を判断するのは時期尚早で、実際に職場を見て「どんな仕事をしているのか」「何人体制で仕事をしているか」など職場見学をしなければ分からないこともあります。

その点、薬剤師の求人は、薬局やドラッグストアなど一般客と接する職場が多くなっています。

お客様としてお店に来店してみるなど1度は職場見学をしやすいこともメリットの1つです。

ママ薬剤師が復職する際の求人選びで重視したい3つのポイント

子育て中のママが薬剤師として復職するなら、仕事をしながらでも子育てに影響が出ない環境を選ぶことが大切です。

具体的には3つのポイントを押さえた職場だと理想的です。

1. ママが多く働いているなど子育てに理解がある

仕事と育児を両立させるためには、子育てに理解のある職場であることが大事です。

子育てに理解のある職場かを判断するのは難しいですが、面接などでどれくらい子育てママが働いているのかを聞いてみるといいかもしれません。

自分と同じような子育てママなどが働いていれば、心強い味方になってくれるはずです。

2. 急な休みに対応できるなど時間の融通が利く

時間の融通が利く職場でなければ仕事と育児の両立は難しいです。

夫や両親の協力が得られない場合は、子供を保育園などに預けている間だけが子育てママの働ける時間になります。

子供の体調不良などによる急な休みや遅刻早退にも対応できるなど、時間の融通が利く職場であるほうが子育て中のママにとっては働きやすいでしょう。

場合によっては正社員よりも、希望の時間で働けるパートや派遣などの雇用形態が適しているかもしれません。

3. 勤務地が自宅から近く、通いやすい

自宅から勤務先が近ければ近いほど仕事と育児の両立はしやすいです。

もし、保育園に預けている子供が体調不良になった際、迎えに行くのに勤務先が遠かったら大変です。

そうなってもすぐに駆けつけられるよう、勤務先はできるだけ自宅から通いやすい場所にしましょう。

薬剤師の資格を生かして働ける代表的な4つの勤務先

薬剤師の資格を生かして働ける、代表的な勤務先を4つご紹介します。

1. パートの求人が豊富で時間の融通も利きやすいドラッグストア

ドラックストアに薬剤師として復職する子育てママは多いです。

ドラッグストアは調剤併設のところでなければブランクの心配も少なく、パートや派遣の求人も豊富です。

時間の融通もある程度利きやすいでしょう。

給料面については他よりも低いですが、育児と仕事を両立させるための職場としてはおすすめです。

2. お店によって条件が大きく異なる中小・個人薬局

中小・個人薬局を選択するのであれば、薬剤師の人数が多いところを選ぶのが重要です。

もし、薬剤師として勤務しているのが自分1人だった場合、子供が病気になっても変わってもらうのが難しくなってしまいます。

中小・個人薬局はお店によって勤務条件や福利厚生などの制度が全く異なりますので、確認漏れのないようにしましょう。

3. 残業や休日出勤が発生するケースもある病院薬剤師

病院薬剤師に復職するのであれば託児所のあるところがベストです。

最近では病院内に託児所のある病院も増え、子育てに理解のある病院も増えています。

しかし、病院薬剤師の求人は正社員が多くなります。

中には残業や夜勤、休日出勤など時間に融通が利きにくい病院もあるので勤務条件はしっかり確認しておきましょう。

ブランクに少しでも心配のある方にはあまりおすすめできません。

4. 基本は週5日・フルタイムでの勤務となる一般企業

薬剤師という資格を生かして製薬会社など大手一般企業へ転職することも可能です。

大手一般企業であれば育児などに関する制度が充実しているところもあり、ブランクに関しても研修で補うことができるでしょう。

ただし、最初から時短勤務で就職できる職場は少ないです。

基本は平日週5日、フルタイムでの勤務となることを覚悟しておきましょう。

まとめ

ママ薬剤師が無理なく復職しやすいタイミングは、子供を保育園や幼稚園に預けやすい3歳頃です。

もちろん3歳以降、小学生になってからの復職でも問題はありませんが、ブランクは短い方が働きやすいでしょう。

薬剤師として仕事と育児を両立させるには、時間の融通が効きやすいパートや派遣などから始めるのがおすすめです。

自分の状況を振り返り、無理なく働ける条件を探してみましょう。


このコラムの監修者

株式会社エリメントHRC

キャリアアドバイザー

児山 亜樹(こやま あき)

都内私立大学卒業後、金融機関に入社し、金融コンサルタントとしてビジネスマン・経営層(役員クラス)に対し、運用商品の営業に従事。その後、医療業界特化のサーチファームであるエリメントHRCに転職し、現在までに1000名以上の医療従事者の転職支援を行っている。営業、専門職、医療有資格者など多岐に渡る人材をサポートし、特に看護師・放射線技師等のコメディカル人材の【病院⇒企業】への転職サポートに強みを持つ。