薬剤師の気になる年収の平均値とは?実は533万円だった!働き方でこんなにも差がある

2019年01月19日

薬剤師コラム
薬剤師の平均年収は533万円

気になる薬剤師の平均値の年収

薬剤師という仕事は高収入なイメージがあると思いますが、実は薬剤師にも勤務する場所や働き方によって年収には大きな差が生まれます。

そこで今回は気になる薬剤師の年収中央値を男女別や地域、職場ごとに細かく分けて紹介します。

薬剤師全体の平均年収を見てみる

薬剤師全体を見た時の年収中央値は533万円となっています。

人によっては高収入と感じたり、物足りないと感じるかもしれません。

そこで男性と女性、年齢などで分けた場合では大きな違いがあるのか、気になる平均年収をご紹介いたします。

女性薬剤師の場合

女性薬剤師の平均年収は520万円に対して、職種問わない全国の女性の平均年収は491万円。

かなり高い年収と言えますよね。

職種や性別、年齢に関係なく平均年収は514万円とされているので、これと比較してみても高い結果になりました。

一般的に女性は男性よりも収入が低いと言われていますが、この結果を見る限り、女性であっても一般的な男性の収入と同じレベルで稼げるようです。

男性薬剤師の場合

男性薬剤師の場合は552万円と女性薬剤師よりも30万円ほど高い結果となりました。

やはり男性はキャリアを重ねて昇進し年収が上がります。

女性の場合は結婚や妊娠などでどうしても仕事から離れなければならない事があるため、男性薬剤師と女性薬剤師の間に年収の差が生まれます。

年齢別!男性薬剤師の平均年収データ

年齢別の男性薬剤師の平均年収データは下記となっています。

男性薬剤師の平均年収
  • 20代:約457万円
  • 30代:約512万円
  • 40代:約596万円

年齢別で薬剤師の平均年収を見てみると、薬剤師として活躍を始めたばかりの20代前半でも457万円ほどです。

30代になる頃には一気に上がり512万円ほどになります。

そして一番年収中央値が高くなる40代後半では596万円にもなり、かなりの高収入が見込めます。

30代になればエリアマネージャーや薬局長に昇進する方も多いようなので、平均年収がグンと上がるようです。

女性は結婚を機に離職する方もいらっしゃるのですが、お子さんが大きくなって自由な時間が増えた際に復職されることもあるみたいですね。

それでも高い平均年収なので家計も助かるなんて声がありました。

薬剤師の給与額に大きく差をつけるのは「職場」と「地域」

薬剤師の給与額には年齢も関係します。

しかし、大きく関係してくるのは職場や地域であり、職場によっては薬剤師の年収は2倍3倍と異なることがあります。

次は薬剤師の職場や地域ごとの平均年収をご紹介いたします。

職場・職種別の平均年収

薬剤師が働く職場は大きく分けるとドラッグストア、製薬会社などの企業、調剤薬局、病院の4つに分かれます。

職種毎の平均年収
  • 病院:約450万円
  • 調剤薬局:約500万円
  • ドラッグストア:約650万円
  • 製薬会社:約720万円

ドラッグストアは経営が非常に安定し労働時間も長いため、平均年収が650万円となっています。

高い年収を見込めます。

調剤薬局は約500万円とドラッグストアよりも低めですが、一般的に見てまずまずと言ったところでしょう。

病院薬剤師は役職に就けば年収が大幅に変わってて450万円ほどとドラッグストアよりも低い結果。

やはり一番年収が高い職場と言えば製薬会社などの大企業になります。

企業の場合は720万円ほどとかなり高い水準となっており、薬の開発部となれば年収は高くなる傾向です。

しかし、中でも製薬企業の薬の営業・広報担当者を行っているMRでは、大企業だと平均年収が1000万円を超えるほどの高年収となっています。

都道府県別の年収中央値

勘違いされやすい事として、東京や大阪、名古屋の方が年収は高いと思われるかもしれませんが、実は地方の方が年収が高くなる傾向があります。

都道府県毎の平均年収
  • 東京:約522万円
  • 大阪:約495万円
  • 福岡:約658万円
  • 秋田:約651万円
  • 群馬:約622万円
  • 宮崎:約418万円

比べると分かりますが、

東京では522万円
大阪では495万円
福岡では658万円

実に100万円以上の差が生まれています。

これは薬剤師の数が関係しており、福岡県の薬剤師の数が1万人近くなのに対し、東京ではその3倍の3万人も薬剤師が存在しているためです。

都心と比べて薬剤師の需要が高い福岡の平均年収は高くなります。

特に年収が高い都道府県は福岡県の658万円、秋田県の651万円、群馬県で622万円となっており、一番低い都道府県は宮崎県で418万円です。

薬剤師は将来性のある仕事

このように薬剤師は比較的年収が高く職場によって大幅に違いがあるものの、現状を考慮してみると、高齢化社会も相まりまだまだ需要が高い職業です。

さらに給与面でも薬剤師は比較的高収入であり、キャリアを積み役職が与えられると年収相場もどんどん上がっていきます。

まとめ

世間で認知されている薬剤師=高年収は間違いではありませんが、薬剤師の中でも職場によっては年収に何百万という差があります。

薬剤師として高年収を望むのであれば、地方での就職やMRで働くことが出来れば年収1000万円以上も目指せる将来性がある仕事です。


このコラムの監修者

株式会社エリメントHRC

キャリアアドバイザー

水野 裕貴(みずの ゆうき)

大学卒業後、外資系保険会社にて法人・個人向けにリスクコンサルティング業務に従事。現在は、人材コンサルタントとして医療系有資格者の方に特化した求人をご紹介。病院・事業会社双方へ約1200名を転職成功に導く。候補者様が、次のステージで輝かしいキャリアを築いて頂く為の面談を行っている。